性奴隷照会

奴隷名:ミチコ
年齢:24歳(初調教時)
職業:フリーター
男性経験人数:1人
性感帯:腋、口内
性感開発度:未熟

SM経験:全くなし
調教期間:2年
調教頻度:2回/月
調教スタイル:ペットプレイ

得意なプレイ:蝋燭
好きなプレイ:蝋燭
苦手なプレイ:露出、オーガズムコントロール
NGプレイ:大声で怒鳴る、顔面ビンタ

SMに興味を持ったきっかけ:映画で観たSMめいた情交のシーンに憧れて
性奴隷に志願した理由:内気な性格を変えられそうな気がする

性奴隷と素顔

【印象】
 ミチコからのファーストコンタクトは「試しに調教してみて欲しい」というものでした。
 ずっと前からSMに興味はあったから、どういうものか体験してみたい、と。

 話を続けるうちに、複雑な家庭環境に影響を受けた被虐性質の持ち主であることがわかってきました。
 他人の顔色を窺いながら気を使う内気な性格なのも家庭環境によるものでしょう。
 初めて顔を合わせた時の「探るような視線」は印象に強く残っています。

【調教初期】
 「試しに」で初体験となった調教では「命令と服従」を重点的にこなしました。
 初めは私の顔色を窺って過度に緊張していた様子でしたが、目隠しを施してからはすっかり強張りが抜けて、そこから一気にプレイへ没頭していきました。

 「命令をされて、それをこなす」という一連の流れに達成感を覚えていたらしく、責苦や快楽といった刺激は達成感を得る為の過程だと認識していたようです。
 なので、比較的にプレイの呑み込みが早く、刺激を受け入れるのも上手でした。
 性行為自体の経験は殆どなかったミチコでしたが、彼女にとって初調教は「フツーのSEXより気を使わずに楽しめた」のだとか。

【調教後期】
 アメとムチを上手に使い分けていく事でミチコの従順さは徹底されていきました。
 「命令をされる事が楽しみで仕方ない」「次はどんな命令をされるのかと考えるだけで興奮する」といったミチコの言葉は正に性奴隷そのものです。

 頑張る事を快楽に結びつける被虐性質だったので責苦を快楽に転換させるのが飛び抜けて早く、陶酔や余韻に暫く浸っている事も多々ありました。
 逆に直接的な性的快楽を素直に受け取る事が苦手で、性的快楽にも何かしらの課題を与えないと満足出来ない頑固さを持っていました。

【プレイ】
 プレイで一番の好みは蝋燭だったようです。
 「好き=得意」とは必ずしもならないものですが、ミチコの場合は全身どの部位に蜜蝋を落としても即座に快楽へ転換出来ていました。
 蝋が肌に触れた瞬間の刺激的熱さと、その熱がじんわりと皮膚から体内へ浸透していく感覚が堪らないと言っていました。
 熱さに耐えているという自覚もまた被虐的快楽となっていたのでしょう。

 NGプレイは表面的に威圧される事で、「怯えると塞ぎ込んでしまうから」とミチコは説明していました。
 顔色を窺う性格のミチコに威圧感を与える事は逆効果ですので、これは私も進んでNGとしました。
 なので、プレイのスタイルは必然的にペットプレイになっています。

【性奴隷として】
 とにかく命令に忠実で、命令をこなす事に自らの存在意義を見出しているかのような性奴隷でした。
 そのせいで内容は調教回数が増す毎にハードになっていき、その分だけ深い快楽にハマっていく…というインフレスパイラル状態。
 そこのコントロールが非常に難しく、また調教主として手応えがありました。

 性行為の経験が殆どなかった為か性感度はどんどん上昇し、狂おしい程に快楽を貪っていく姿は初対面の頃とは見違える様でした。
 信頼関係が深まっていくのを実感出来るお手本のような性奴隷です。
 ミチコとの調教で私も色々と学んだ事が多かったですね、当時まだ駆け出しの調教主でしたから…。

【素顔】
 内気な性格で控えめ、いつもニコニコとそつなく対応する様子はさすが「人見知りのベテラン」。
 清潔感もあって整った容姿なのに恋愛ベタなのは控えめさの弊害なのでしょう。
 クリーニング屋さんの受付でアルバイトをしていると聞いて、あぁ確かにクリーニング屋さんにいそうな感じ…と納得してしまいました。
 複雑な家庭環境に耐えかねて半ば強引に一人暮らしを始めたそうで、その事でやっと自分と向き合える機会に恵まれたのかもしれません。

 顔色を窺う癖は最後まで抜けませんでしたが、他人に甘える術は主従の経験でしっかり身につけたみたいです。
 「私が我慢すればいい」という考え方から「誉めて欲しいから頑張る」に変わってきていましたので。
 ミチコにとっては大きな性格の変化なのかもしれませんね。