性奴隷の罰と躾
調教3回目での性奴隷の失敗と罰。
【性奴隷】テルミ(27)
- 後編 -
スパンキングで散々なまでに赤く染まったお尻へ、今度は鞭を入れる。
テルミをその場に立たせ、両脚を揃えた状態で緊縛するとテルミは必然的に直立不動となる。
まずは突き出た乳房に木製のピンチ(洗濯ばさみ)を片側5個ずつ挟む。
挟んでから少しの間はジワリと沁みる痛みに身体を小さくブルブル震わせていたが、暫く経つと痛みに適応してきたのか段々と歪んでいた表情にも余裕がみえてきた。
テルミが胸部の痛みに慣れるのを待って、お尻へバラ鞭を入れる。
刺激への心の準備と覚悟を促す為の軽い鞭を数回当てた後、強めにバラ鞭を打ちつける。
鞭の衝撃に驚いたのか、それとも痛みに堪えきれなかったのか、テルミは「ハァァッ」っと声を漏らした。
一発ずつの間隔を長く取り、ジワリと広がる痛みを堪能させ、また鞭を入れて…を繰り返す。
テルミは次第に息を呑んでグッと堪えるようになったが、それでも何度かバランスを崩し、その都度私に身体を支えられては再び立たされ、また鞭を入れられていった。
直立で鞭を受け続けたお尻は、そのうち肌の色を留めないまでに紅く華やいでいった。
鞭の痛みに胸部の痛みも重なり、テルミはすっかり苦渋と陶酔に支配されているようだ。
私がテルミの様子を窺うと、瞼は力なく開きつつも奥には芯のある視線で私の目を射抜いてくる。
この目は絶頂を堪えている時と同じ「抗議と懇願の目」なのだろう。
そろそろ一度休ませてもいい頃合いかもしれない。
ならば最後に、乳房に装飾してある多数の木製ピンチを鞭で打って全部落とす事にする。
お尻よりも胸部への鞭の方が痛みと恐怖感は増すもの。
それをピンチごと叩き落とすとなると、それはもう強烈な刺激になる。
大きくバランスを崩さないよう両脚の緊縛を解き、テルミに胸を突き出すよう命令する。
テルミはこの命令で何をされるのかを承知したようで、全身の小さな震えが再度始まった。
瞳からは切望とも絶望とも取れるテルミの心境が溢れている。
そのテルミの思いを断ち切るように、私は胸に狙いを定めて鞭を入れた。
振るった鞭の打音に一歩遅れて、痛みが呻き声となって溢れ出る。
ピンチの幾つかは鞭の勢いに任せて飛び散り、また幾つかはテルミの乳房に留まった。
この一振りで、ここまで堪えていたテルミの目から滴が流れ落ちた。
この痛みは意識で抑え込む事ができない刺激となってテルミを襲っているのだろう。
一度決壊した涙腺は止めどなく涙を溢れ出させ、それは胸への鞭を重ねる毎に増した。
4回目の鞭で、テルミの乳房に留まっていた全てのピンチが宙に舞う。
最後は涙と鼻水と汗で顔を滲ませながら声を絞り出し、テルミは見事に乗り切った。
責めに堪えた労いを込めて抱き締めると、スーッとテルミの震えが落ち着いていく。
抱き締めたまま暫く経つと、テルミは突然堰を切ったように大きく泣き出した。
安堵感と達成感にテルミは満ち溢れていたようだ。
胸には痣が残り、勿論鞭の痕もしっかり刻印されている。
暫しの休息の間にそれを指でなぞりながらテルミは「これがご主人様との絆、性奴隷の証なんだ、って思うと頑張って良かったなって思うんです」とご満悦な様子だった。
終わり