秘密のお誘い
私が本格的にSMの世界へと足を踏み入れたばかりの頃。
SM繋がりの先輩調教師さんにお誘いを受けて足を運んだ催しのお話しです。
当時の私はとあるご縁があって、ごく小規模な「SM同好会」の催しによく招待されていました。
「SM同好会」と言っても会員じみた制度はなく、ただ同じSM趣味を持った人達が人づてに集まって飲み会や緊縛講習をする程度のユルい会だったのですが。
その会の最年少(だってまだ20歳頃)でまだまだ調教主としての経験や知識といった深さが無かった私は、会の皆さんから「手のかかる子」のように可愛がられ、色々な催しに声をかけて貰っていました。
そんな折、いつも気さくに声を掛けて下さる40歳前後の先輩調教師さんから「秘密の会合」のお誘いを頂いたのです。
「ただ観てくれるだけでいいから。勉強にもなると思うよ。」
という誘い文句と共に、日時と場所を伝えられました。
指定された当日、先輩調教師さんと合流して通されたのは某外資系ホテルの1室。
そこには初めてお会いする2組のカップルさんが先客としていました…。
ここで便宜上仮名を付けて、わかりやすく登場人物をおさらいしますと…
・私を誘ってくれた先輩調教師さん…A先輩
・先にいたカップルのうちの1組
男性(調教師さんでした)…B師
女性(B師の性奴隷嬢でした)…C嬢
・先にいたもう1組のカップル
男性(私と同い年くらい?)…D男さん
女性(同上)…E子さん
・そして…私。