性奴隷照会

奴隷名:マサコ
年齢:29歳(初調教時)
職業:会社員・広告系
男性経験人数:4人
性感帯:耳、首筋
性感開発度:やや未熟

SM経験:全くなし
調教期間:2年
調教頻度:2~3回/月
調教スタイル:奴隷支配

得意なプレイ:奉仕全般
好きなプレイ:緊縛、鞭
苦手なプレイ:露出放置、緊縛放置
NGプレイ:剃毛、複数人とのプレイ

SMに興味を持ったきっかけ:凌辱的妄想をすると興奮してくる
性奴隷に志願した理由:「もしかしたらプライドをねじ伏せて欲しいのかもしれません」との事

性奴隷と素顔

【印象】
 マサコの志願メールはビジネスライクな丁寧語の羅列で、一読して職業病なのだと察しました。
 色々な志願者からメールを頂いてきましたが、皆さんそれぞれに個性が見えるものなんです。
 それがマサコのメールには見てとれない…なので仕事柄も個性と受け取る事にしました。

 初対面の時も少し緊張気味だったせいか、何となく「仕事のお付き合い」的な雰囲気。
 今後の調教について話していてもまるで商談のようで、マサコの心を探ろうにも取っ掛かりが見出せない状態でした。

 形式ばった姿勢をどうにか解せないか思案した結果、とりあえずマサコの被虐性質の自覚を信用して調教してみよう、となったのです。
 いざ調教となれば人間性も露わになってくるだろう、と。

【調教初期】
 結局「業務」のような立ち振る舞いで初調教を迎えたマサコでしたが、一通り説明を終えた後の主従調教で大きく変化が見られました。
 被虐性質を確かめようと私が出した恥辱的な命令に、マサコは一気に顔を紅潮させたのです。
 それは怒り半分、恥ずかしさ半分といった表情で。
 断るかと思いきや、意外にもマサコはあっさりと命令をこなしました。
 従順というよりも「命令されたから仕方なくやったんだ」と言わんばかりの表情でしたが、目つきは明らかに怒りよりも被虐的陶酔のソレでした。

 喜怒哀楽を引き出せた私はようやくマサコの欲求を理解しました。
 マサコには無理を強いれば強いるほど被虐的快楽を得られるのだ、と。

【調教後期】
 凌辱的行為や屈辱的背景を絡ませたプレイには大きく反応を示すようになり、また、快楽に溺れる様を冷やかに蔑む事でマサコはより快楽に陶酔していきました。
 緊縛には特に好反応で、屈服させられている感覚が好きなのだそうです。

 なので、マサコの調教は緊縛が主体になっていて、寝る時以外マサコの身体の何処かしらは大体縄を纏っていました。
 緊縛状態での責苦や奉仕を十分に与えてから快楽へ導くと毎回大きな絶頂を得られていたようで、マサコの場合は精神的被虐が肝だったとみて間違いないでしょう。
 最終的にはどんなハードなプレイでも命令であれば受け入れてしまう上級の性奴隷に仕上がっていたように思います。

【プレイ】
 負けず嫌いで対抗心が強いので、課題や条件を与えるプレイには相当な好反応を見せます。
 責苦やオーガズムコントロールはマサコと勝負の駆け引きをしているかのような手応えがありました。

 また、屈辱的・恥辱的な命令を与えて自発的に行動させるプレイはマサコの被虐性質を高めるには最適でしたね。
 そのせいか随分と奉仕には時間を割いたので、その分マサコの奉仕技術は優秀でした。

【性奴隷として】
 何度か繰り返していますが、性奴隷としてはかなり優秀な部類に含まれる存在でした。
 甘えたり弱さを見せようとしないので調教には張り合いが保たれますし、負けず嫌いな性分は向上心として転化されるので、調教しただけ確実に成長するという面白さもありました。

 但し、たまに空虚感や寂しさを覚えて強気な性格が行き詰る事もあったようですね。
 放置系のプレイが苦手なのは、私という対抗者が存在しない空間だと被虐性質が発揮されにくいからなのだろうと判断しています。

【素顔】
 どうやら負けず嫌いでプライド高い性格を「ビジネスライク」という仮面で抑え込んでいるのが日常の姿なのだろうと思います。
 容姿はどちらかと言えば落ち着いていて、勝気な感じには全く見えません。
 マサコなりの処世術なのでしょう。

 でもその性分で弱さや欲望を表に出せないというのは相当な鬱屈だったと思います。
 そのせいかSMでは反動でハードさを求めているフシもありましたから。
 素直に生きるのは誰しも難しいモノなんですね。